ニキビ治療に有効な硫黄について

皮膚科で受けられるニキビ治療には、色々な種類があります。

毛穴の詰まり

その中の1つに挙げられるのが「硫黄製剤」です。
ニキビが出来る原因には、過剰な皮脂分泌・アクネ菌の
増殖・毛穴詰まりなどがあります。

これらが引き金となっているニキビに対して、硫黄製剤は
大きな効果を発揮します。

イオウは皮脂分泌をコントロールする、働きを持っています。

皮脂が多い肌は毛穴が詰まりやすく、またアクネ菌も
増殖しやすい状態です。

皮膚科

ですので、皮脂の分泌が過剰な肌質だと、ニキビが
できやすいのです。

硫黄製剤でニキビ治療する事によって、皮脂分泌が抑え
られる為、ニキビができにくくなります。

また、イオウは殺菌効果に優れているので、アクネ菌を
減らす効果に有効です。

肌を柔らかくし毛穴の詰りを、解消する効果も期待できます。

このように、ニキビを引き起こす要因に対して、3つもの
作用を持っている為、皮膚科ではニキビ治療として
硫黄製剤は、ポピュラーに処方されています。

おでこに出来たニキビの治療に有効な方法

おでこにニキビができてしまった時の有効なニキビ治療。
それは常におでこを清潔に綺麗に保っておくことです。

おでこのニキビ治療は難しいのではないかと
考えている人もいますが、毎日しっかりとケアする
ことでニキビ治療が可能です。

まずは、前髪がかからないように注意しましょう。
前髪で隠してしまうと、汗をかきやすくなります。

おでこにかいた汗をそのままにしてしまうと、
汚れがたまって細菌が繁殖してしまうのです。

おでこ

そうならないためにも、前髪を垂らさずに
きれいな状態にしておくことが大切です。

皮脂汚れもたまりやすい部分なので、気が付いたときに
あぶらとり紙などで皮脂をとってみたり、
こまめに洗うことを忘れないようにしましょう。

ビタミンを含んだ食べ物

そして何よりも大切なのが食生活です。

野菜やフルーツなどビタミンを含んだ食材を食べることで
お肌がきれいになります。

脂っこいものやファーストフードのようなものばかりを
食べるのではなく、体に良いものを摂取しましょう。

クエン酸と背中にきびの関係とは

クエン酸を使ったケアで背中にきびの改善が期待できます。

繊細を利用して、皮膚表面の古くなった角質を溶かして、
皮膚表面の代謝を促すため、ニキビなどに効果が
期待できるのです。

また、安価で手に入りやすいです。
クエン酸は、毛穴の詰まりを取り除いたり、
黒ずみなどの色素沈着を薄くするために効果を発揮します。

背中

作り方は、コップに入れた水30mlにクエン酸3gを
溶かします。

敏感肌の場合には濃くせず薄めの状態から始めることが
良いです。

できたものをスプレーなどに入れて使用します。
手が届く部位にはそのまま直接塗っても問題はありません。

塗布して5分程度おいてシャワーなどで流します。
週に1〜2回程度行なうことが良い方法です。

洗い流した後は背中にきびなどのざらつきは無くなります。
注意することは、背中にきびが炎症を起こしていたり、
化膿している状態の場合です。

炎症

この場合には使用はせず、塗布してから時間を置き過ぎると
刺激を感じることがあるため、この場合には注意が必要です。

効果なしのニキビ跡にはレーザー治療を

ニキビのケアは簡単なようでいて難しいものです。

治ったとしてもニキビ跡となってしまうと、
さらにその処置は大変なものになります。

化粧水

化粧水などを使ったり、食事などを見直してみても
効果なしという事もよくあります。

一度出来てしまったニキビ跡を少しでも綺麗にしたいと
思うのであれば、レーザー治療の利用を検討してみましょう。

保険が使えない分高くなってはしまいますが、
その分治療効果は従来よりはあります。

自分自身の跡によっても効果的なレーザーは変わります。

一般的に使われているのはフラクセルで凸凹した跡に
効果を発揮してくれます。

赤みなどの色素沈着に強いタイプなどもありますので、
自分の跡の状態の確認も含めてクリニックに相談を
してみましょう。

施術料金は一回1~3万円程度になるものもあれば、
5~10万円ぐらいする施術もあります。

料金

しっかりとクリニックと話し合いをして、
自分のニキビ跡にあった効果的なレーザーで治療を
していって下さい。

ニキビ跡のレーザー治療の後遺症を知ろう

ニキビ跡はレーザーを使用することで綺麗に治すことが
できるようになりましたが、実はこの治療には後遺症も
あります。

綺麗に治す

その後遺症として最も大きいものになるのは
「治療後にシミができる」ということでしょう。

シミ

これは炎症性色素沈着という症状で、レーザー治療直後は
ニキビ跡が綺麗になっても肌が刺激に弱い状態になっています。

刺激に弱い肌に対して負担をかけてしまったり、紫外線を
長時間浴びるということになってしまうと皮膚が強く反応し、
シミが残ってしまうのです。

こうしたことについては担当してくれた医師が説明を
してくれるはずですが、思いのほかこういった後遺症に
悩む人は多いのです。

普段からしっかりと紫外線対策をし、また医師から
処方された内服薬や外用薬があるのであれば、
しっかり使ってシミが残らないようにしましょう。

出来てしまったとしてもまたレーザー治療をすれば
治すことはできるのですが、そうなると余計な費用が
かかるわけですからしっかりとケアをするようにしましょう。

何も効かないニキビ跡にはレーザー治療

ニキビ跡にはいくつかの種類があり、それぞれの状態に
よってはなかなかニキビ治療をしても効果が無いというような
ことがあります。

高級な化粧品を使っても、ケミカルピーリングをしても
効かないというような場合、最後の手段として採用でき
るのがレーザー治療です。ニキビの原因を見直しましょう
スキンケア

ニキビ跡には大きく分けて二種類あり、一つが色素沈着
と呼ばれるもの、もう一つが皮膚の組織が壊れて
しまっているものです。

色素沈着に関してはレーザーが持つ色素選択性という
異常が発生している色素細胞だけを選んで破壊する
性質が効果を示してくれますし、皮膚の組織が壊れていると
いう場合でも、熱のエネルギーによって細胞を刺激し、
回復を促す効果があります。

こうした効果があればかなり重度のニキビ跡でも
効果的な治療ができるようになります。

色素沈着

健康保険が適用されないケースが多いため
費用負担が大きくなることも多いのですが、
それでも本当にニキビ跡に悩んでいるのであれば
最後の手段として選べる心強い味方なのです。